Google DriveとPythonを連携させて、クラウド上でPythonを実行する方法について解説します。この記事では、Google Colaboratoryというツールを使用します。
Google Colaboratoryとは
Google Colaboratory(通称:Colab)は、ブラウザ上でPythonを記述、実行できる環境です。設定不要で、無料でご利用になれます。Colabを使用すると、コードの記述と実行、解析の保存や共有、強力なコンピューティング リソースへのアクセスなどをブラウザからすべて無料で行えます。
Google Driveとの連携
Google ColaboratoryをGoogle Driveにマウントすることで、まるでGoogle DriveにUbuntuのシェルがついたように扱えます。Pythonを実行して、実行結果のファイルなどをGoogle Driveに保存する使い方をよくしているとのこと。
以下に、Google DriveをマウントするためのPythonコードを示します。
from google.colab import drive
drive.mount('/content/drive')
このコードを実行すると、出力されるリンク先でGoogleアカウントにログインして、トークンをColabの入力を受け付けている部分にコピペしてください。これにより、Google Driveがマウントされます。
注意点
完全無料で使えるGoogle Colaboratoryですが、俗に12時間ルールと90分ルールと呼ばれる使用上の制限があります。これはBitcoin採掘やBotなど、一般的なモラルに反した利用を制限するためのものです。
以上、PythonとGoogle Driveを連携して実行する方法について解説しました。この情報が皆さんのPythonプログラミングに役立つことを願っています。.