PythonとFlaskを使用してPOSTメソッドでデータを受信する方法について説明します。この記事は、PythonとFlaskの初心者向けに書かれています。
FlaskとPOSTメソッド
FlaskはPythonで書かれた軽量なWebフレームワークで、POSTメソッドを使用してクライアントからデータを受信することができます。
POSTメソッドはHTTPリクエストの一種で、クライアントからサーバーへデータを送信するために使用されます。具体的には、HTMLページ内のフォーム(formタグ)に入力された内容(掲示板のメッセージ、ユーザー情報など)の送信などに利用されます。
FlaskでPOSTメソッドを実装する
以下に、Flaskを使用してPOSTメソッドでデータを受信する簡単なWebアプリケーションのコードを示します。
from flask import Flask, request
app = Flask(__name__)
@app.route("/", methods=["GET", "POST"])
def receive_data():
if request.method == "POST":
data = request.form["data"]
return f"Received data: {data}"
else:
return '''
<form method="POST">
<input name="data" type="text">
<input type="submit">
</form>
'''
if __name__ == "__main__":
app.run(debug=True)
このコードでは、@app.route("/", methods=["GET", "POST"])
というデコレータを使用して、ルートURL(”/”)でGETリクエストとPOSTリクエストの両方を受け付けるように設定しています。
POSTリクエストが送られてきた場合(if request.method == "POST"
)、request.form["data"]
を使用して送信されたデータを取得し、そのデータをレスポンスとして返しています。
GETリクエストが送られてきた場合(else
)、HTMLのフォームを表示します。このフォームにテキストを入力して送信ボタンを押すと、そのテキストがPOSTリクエストとして送信され、上記のPOSTリクエストの処理が行われます。
以上が、PythonとFlaskを使用してPOSTメソッドでデータを受信する方法になります。この知識を使って、自分のWebアプリケーションにPOSTメソッドを実装してみてください。.