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Pythonのsubprocessモジュールは、外部コマンドを実行し、その出力をリアルタイムに取得するために使用されます。特に、動画や音声の処理においては、ffmpegと組み合わせて使用されることが多いです。

以下に、Pythonとffmpegを用いてリアルタイムにデータを処理する一例を示します。

import subprocess
import time

def sub(queue):
    """サブプロセスで実行する処理"""
    cmd = ['ffmpeg', '-i', 'input.mp4', 'output.mp4']
    proc = subprocess.Popen(cmd, stdout=subprocess.PIPE)
    while True:
        # 標準出力を取り出し
        start = time.time()
        line = proc.stdout.readline()
        elapsed_time = time.time() - start
        print("stdout parse fps: ", 1/elapsed_time)
        queue.put(line)

def main():
    # プロセス間でやり取りするキュー
    queue = multiprocessing.Queue()
    p = multiprocessing.Process(target=sub, args=(queue, ))
    # サブプロセスを実行
    p.start()
    while True:
        line = queue.get()
        # 以下、何か処理を記述

main()

このコードは、ffmpegコマンドを用いて動画ファイルinput.mp4output.mp4に変換しつつ、その途中経過をリアルタイムに取得しています。取得したデータは、メインプロセスでさらに処理を行うことが可能です。

このように、Pythonのsubprocessモジュールとffmpegを組み合わせることで、リアルタイムにデータを処理することが可能となります。これにより、動画や音声のリアルタイム処理など、様々な応用が考えられます。

投稿者 admin

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