PythonのNumpyライブラリを使用して、配列内のゼロの数を数える方法について説明します。
Numpyのcount_nonzero関数
Numpyにはcount_nonzero
という関数があります。この関数は配列内の非ゼロ要素の数を数えます。しかし、ゼロの数を数えるためには、この関数を少し工夫して使用する必要があります。
import numpy as np
# 配列を作成
arr = np.array([0, 7, 6, 5, 0, 0, 0, 7, 0, 3, 2, 0])
# ゼロの数を数える
zeros = np.count_nonzero(arr == 0)
上記のコードでは、arr == 0
という条件をcount_nonzero
関数に渡しています。これにより、配列arr
内のゼロの数が数えられます。
2次元配列でのゼロの数の数え方
2次元配列の場合、各行または各列でゼロの数を数えることができます。そのためには、count_nonzero
関数にaxis
パラメータを指定します。
import numpy as np
# 2次元配列を作成
arr_2d = np.array([
[4, 3, 0],
[0, 0, 2],
[2, 5, 6]
])
# 各行でゼロの数を数える
n_zeros = np.count_nonzero(arr_2d==0, axis=1)
# ゼロの数を表示
print(n_zeros)
上記のコードでは、axis=1
を指定することで各行でゼロの数を数えています。
以上がPythonのNumpyを使用して配列内のゼロの数を数える方法です。この方法を覚えておくと、データ分析や前処理で役立つことがあります。