Pythonでは、配列(リスト)の要素の和を計算するためにはsum
関数を使用します。また、NumPyというライブラリを使用すると、多次元配列の要素の和を計算することも可能です。
Pythonのsum
関数の使用方法
Pythonのsum
関数は、リストの要素の和を計算するために使用します。以下にその使用例を示します。
mylist = [1, 2, 3, 4, 5]
print(sum(mylist)) # 出力: 15
この例では、リストmylist
の全ての要素の和を計算しています。
NumPyのsum
関数の使用方法
NumPyのsum
関数は、多次元配列の要素の和を計算するために使用します。以下にその使用例を示します。
import numpy as np
# 2次元配列の定義
arr = np.array([[1, 2, 3], [4, 5, 6]])
# 全ての要素の和を計算
print(np.sum(arr)) # 出力: 21
# 各列の要素の和を計算
print(np.sum(arr, axis=0)) # 出力: [5 7 9]
# 各行の要素の和を計算
print(np.sum(arr, axis=1)) # 出力: [ 6 15]
この例では、2次元配列arr
の全ての要素の和、各列の要素の和、および各行の要素の和を計算しています。
以上がPythonとNumPyを使用して配列の要素の和を計算する方法になります。これらの関数を活用することで、配列の要素の和を効率的に計算することができます。