Pythonでは、配列(リスト)の合計値を計算するためにsum
メソッドを使用します。この記事では、Pythonの配列(リスト)の合計値を計算する方法を詳しく説明します。
Pythonの配列(リスト)とは
配列とは「複数の要素をまとめて扱う仕組み」のことです。ここでの要素とは、数字、文字、など単一のデータのことを指します。Pythonで配列に該当するものが「シーケンス」です。Pythonのシーケンスには以下の種類があります。
- リスト (list)
- タプル (tuple)
- レンジ (range)
- 文字列 (string)
その他にも、NumPyという数値計算のライブラリのndarray型 (NumPy配列型) などもシーケンスと同様に扱うことができます。
sumメソッドの使い方
Pythonのsum
メソッドは、配列(リスト)の全ての要素を足し合わせることができます。以下のように使用します。
mylist = [1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10]
print(sum(mylist)) # 出力: 55
この例では、mylist
という名前のリストを作成し、その中に1から10までの整数を格納しています。そして、sum
メソッドを使って、リストの全ての要素を足し合わせ、その結果を出力しています。
まとめ
Pythonの配列(リスト)の合計値を計算する方法は、sum
メソッドを使用することで簡単に行うことができます。この機能は、データの統計処理を行う際や、処理結果を確認する際などに非常に便利です。ぜひ使いこなせるようにしましょう。