Pythonでは、辞書型の値をリストとして扱うことが可能です。以下にその方法を示します。
辞書型のキーと値を取得
Pythonの辞書型では、items()メソッドを用いることで、キーと値を同時に取得することができます。
fruits_dict = {'Apple':100, 'Banana':200, 'Orange':100, 'Grape':500}
print(fruits_dict.items()) # dict_items([('Apple', 100), ('Banana', 200), ('Orange', 100), ('Grape', 500)])
このitems()メソッドの返り値はdict_items型となりますが、これをlist()関数を用いてリスト型に変換することができます。
print(list(fruits_dict.items())) # [('Apple', 100), ('Banana', 200), ('Orange', 100), ('Grape', 500)]
辞書型のキーを取得
辞書型のキーを取得するには、keys()メソッドを使用します。
print(fruits_dict.keys()) # dict_keys(['Apple', 'Banana', 'Orange', 'Grape'])
このkeys()メソッドの返り値もdict_keys型となりますが、これもlist()関数を用いてリスト型に変換することができます。
print(list(fruits_dict.keys())) # ['Apple', 'Banana', 'Orange', 'Grape']
以上がPythonで辞書型の値をリストとして扱う基本的な方法です。これらの方法を活用することで、Pythonの辞書型をより柔軟に扱うことができます。