Pythonのprint
関数は、開発時、運用時に必ずと言っていいほど使用する関数です。文字列、数値、真偽値(True、False)を画面(ターミナル、コンソール)に出力する役割があります。
Pythonのprint関数の基本的な使い方
まずはprint関数の基本的な使い方からおさらいしていきましょう。printは文字列を画面に出力する関数で、以下のように記述します。
print (出力するデータ, sep = "", end = "\n", file=ファイルオブジェクト, flush=False)
主な引数は、以下の通りです。
- 出力するデータ: 必須。printで出力するデータを文字列、数値、変数、リスト、タプル、辞書などで指定。複数のデータを指定することもできます。
- sep: 任意。複数のデータを出力する場合の区切り文字を指定。何も指定しなければ、空白になります。
- end: 任意。printでデータを出力した後 (末尾)に出力するものを指定。何も指定しなければ、改行コードが指定されます。
- file: 任意。出力対象のファイルオブジェクトを指定。
- flush: 任意。バッファの処理を止め強制的に出力するか否かをTrue/Falseで指定。何も指定しなければ、Falseになります。
Pythonで文字列を複数行に改行して書く
Pythonで文字列を複数行に渡って書くには、トリプルクォートを使う方法が多用されます。
string = """
Pythonで文字列を複数行に渡って書くには、
このようにトリプルクォートを使う方法が
多用されます。
"""
print(string)
このように、トリプルクォートを使うと、複数行の文字列を簡単に扱うことができます。
以上がPythonのprint
関数を使って複数行を出力する基本的な方法です。これらの知識を活用して、Pythonプログラミングをより効率的に行いましょう。