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Pythonでは、関数の引数や戻り値に複数の型ヒントを指定することが可能です。この記事では、その具体的な方法について解説します。

Union型ヒント

Union型ヒントを使用すると、引数や戻り値に複数の型を指定することができます。以下に具体的なコード例を示します。

from typing import Union

def greet(name: Union[str, list[str]]) -> str:
    if isinstance(name, str):
        return f"Hello, {name}!"
    elif isinstance(name, list):
        return f"Hello, {', '.join(name)}!"
    else:
        return None

上記の例では、nameという引数には、str型またはList[str]型のいずれかを指定することができます。

Tuple型ヒント

Tuple型ヒントを使用すると、引数や戻り値に複数の型をタプルで指定することができます。以下に例を示します。

def calculate_average(numbers: tuple[int, float]) -> float:
    return sum(numbers) / len(numbers)

上記の例では、numbersという引数には、int型とfloat型の要素を持つタプルを指定することができます。

Any型ヒント

Any型ヒントを使用すると、引数や戻り値にどんな型でも指定することができます。以下に例を示します。

from typing import Any

def print_value(value: Any) -> None:
    print(value)

上記の例では、valueという引数には、どんな型でも指定することができます。

以上がPythonで関数の引数や戻り値に複数の型ヒントを指定する方法の紹介です。適切な型ヒントを使用することで、コードの可読性や保守性を向上させることができます。.

投稿者 admin

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