Pythonでは、行列はリストとして表現されます。リストの要素数はlen
関数を用いて取得できます。しかし、多次元配列(行列)の場合、要素数の取得方法は少し異なります。
1次元リストの要素数の取得
1次元リストの要素数を取得するには、len
関数を使用します。以下にその例を示します。
list1 = [0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8]
print("list1の要素数=", len(list1))
このコードを実行すると、list1
の要素数である9
が出力されます。
2次元リスト(行列)の要素数の取得
2次元リスト(行列)の全要素数を取得するには、ループ文を使用するか、リスト内包表記とsum
関数を使用します。
ループ文を使用する方法
list2 = [[0, 1, 2], [3, 4, 5], [6, 7, 8]]
count = 0
for item in list2:
count += len(item)
print("list2の要素数=", count)
このコードを実行すると、list2
の全要素数である9
が出力されます。
リスト内包表記とsum
関数を使用する方法
list2 = [[0, 1, 2], [3, 4, 5], [6, 7, 8]]
count = sum([len(item) for item in list2])
print("list2の要素数=", count)
このコードも、list2
の全要素数である9
を出力します。
以上がPythonで行列の要素数を取得する基本的な方法です。これらの知識を活用して、Pythonでのデータ処理をより効率的に行いましょう。