Pythonでは、timeモジュールを使用してプログラムの経過時間を計測することができます。この記事では、time.timeとtime.perf_counterの2つの方法を紹介します。
time.timeを使用する方法
time.timeを使用して経過時間を計測する方法は以下の通りです。
import time
# 時間計測開始
time_sta = time.time()
# 処理を書く（ここでは1秒停止する）
time.sleep(1)
# 時間計測終了
time_end = time.time()
# 経過時間（秒）
tim = time_end - time_sta
print(tim)
この方法では、処理の前後で時間を取得し、その差で経過時間を計測します。ただし、すべてのシステムが1秒より高い精度で時刻を提供するとは限らないため、おおまかな時間が知りたいときに適しています。
time.perf_counterを使用する方法
time.perf_counterを使用して経過時間を計測する方法は以下の通りです。
import time
# 時間計測開始
time_sta = time.perf_counter()
# 処理を書く（ここでは5秒停止する）
time.sleep(5)
# 時間計測終了
time_end = time.perf_counter()
# 経過時間（秒）
tim = time_end - time_sta
print(tim)
この方法では、time.timeよりも正確に経過時間を測定することができます。
以上、Pythonのtime.timeとtime.perf_counterを使用して経過時間を計測する方法を紹介しました。これらの方法を使えば、プログラムの実行時間を計測したり、ボトルネックを特定する場合に有効です。