Pythonでは、浮動小数点数を制限するためのいくつかの方法があります。ここでは、それらの方法をいくつか紹介します。
round関数を使用する
Pythonの組み込み関数であるround
を使用することで、数値を指定した小数点以下の桁数に丸めることができます。この関数は、丸める数値と小数点以下の桁数を引数として取り、丸めた数値を返します。
b = 25.7587852
c = 19.568231469
print(round(b, 2))
print(round(c, 2))
%演算子を使用する
C言語の背景から来ている場合、%
演算子をprint文で使用することに非常に慣れているでしょう。しかし、Pythonのprint文でもこの%
演算子を使用して、浮動小数点数を2桁の小数点以下に制限することができます。
b = 25.7587852
c = 19.568231469
print("%.2f" % b)
print("%.2f" % c)
str.formatメソッドを使用する
format
はPythonプログラミングで非常に便利なメソッドであり、そのため、浮動小数点数を小数点以下2桁に制限するための使用法もあります。ここでのstr.format
は、"{:.2f}"
をstrとして使用することを指します。この文字列とformat
メソッドを組み合わせることで、浮動小数点数を2桁の小数点以下に制限することができます。
b = 25.7587852
c = 19.568231469
print("{:.2f}".format(b))
print("{:.2f}".format(c))
以上、Pythonで浮動小数点数を制限する方法について簡単に説明しました。まずは、Pythonの組み込み関数round
を使用した方法から始め、次に%
演算子を使用した方法、最後にstr.format
メソッドを使用した方法について説明しました。