Pythonでは、数値を最も近い10に丸める方法がいくつかあります。以下にその方法を示します。
round関数を使用する
Pythonの組み込み関数であるround()
を使用すると、数値を最も近い10に丸めることができます。具体的には、round()
関数に数値を10で割った結果を渡し、その結果を10倍します。
>>> round(46, -1)
50
この方法では、最も近い10に丸められます。つまり、5以上の場合は上に丸められ、4以下の場合は下に丸められます。
math.ceilを使用する
math.ceil()
を使用すると、数値を最も近い10に切り上げることができます。
import math
def roundup(x):
return math.ceil(x / 10.0) * 10
この関数を使用すると、数値が10の倍数でない場合でも常に上に丸められます。
整数演算を使用する
整数演算を使用すると、数値を最も近い10に丸めることができます。
>>> n = 46
>>> (n + 9) // 10 * 10
50
この方法では、数値を10で割った商に10を掛けることで、最も近い10に丸められます。
以上、Pythonで数値を最も近い10に丸める方法をご紹介しました。これらの方法を使って、数値計算をより効率的に行うことができます。