Pythonで時間に分を追加する方法を学びましょう。Pythonのdatetime
モジュールのtimedelta
クラスを使用します。
timedeltaを使用した時間への分の追加
以下に、Pythonで時間に分を追加する基本的な手順を示します。
- 与えられたタイムスタンプが文字列形式である場合は、
datetime.strptime()
関数を使用してdatetime
オブジェクトに変換します。 timedelta
のオブジェクトを作成し、N分の間隔を表現します。そのために、timedelta
コンストラクタにNの値を持つminutes
引数を渡します。- ステップ1で作成した
datetime
オブジェクトにtimedelta
オブジェクトを追加します。これにより、与えられたタイムスタンプのN分後を指す新しいdatetime
オブジェクトが得られます。 - 最終的なタイムスタンプを文字列で必要とする場合は、
strftime()
を使用してdatetime
オブジェクトを文字列に変換します。そのために、strftime()
に指定の形式の文字列を引数として渡します。
以下に具体的なコード例を示します。
from datetime import datetime, timedelta
# 文字列形式のタイムスタンプ
time_str = '23/2/2020 11:12:22.234513'
date_format_str = '%d/%m/%Y %H:%M:%S.%f'
# タイムスタンプ文字列からdatetimeオブジェクトを作成
given_time = datetime.strptime(time_str, date_format_str)
print('Given timestamp: ', given_time)
n = 15 # 15分を追加
# datetimeオブジェクトに15分を追加
final_time = given_time + timedelta(minutes=n)
print('Final Time (15 minutes after given time ): ', final_time)
# datetimeオブジェクトを特定の形式の文字列に変換
final_time_str = final_time.strftime('%d/%m/%Y %H:%M:%S.%f')
print('Final Time as string object: ', final_time_str)
このコードは、タイムスタンプ23/2/2020 11:12:22.234513
に15分を追加して23/02/2020 11:27:22.234513
を生成します。
このように、Pythonのdatetime
とtimedelta
を使用すると、時間に対して分を簡単に追加することができます。これは、時間系列データを操作する際に非常に便利です。