Pythonでは、リストの要素をソートするための組み込み関数としてsort()とsorted()が提供されています。これらの関数は、数値だけでなく文字列にも適用することができます。
sort()メソッド
sort()メソッドは、元のリスト自体をソートする破壊的な処理を行います。以下にその使用例を示します。
num_list = [41, 52, 15, 38, 22]
num_list.sort()
print(num_list) # [15, 22, 38, 41, 52]
sorted()関数
一方、sorted()関数は非破壊的な処理を行い、ソート前のリストを保持したまま、ソート後の新しいリストを生成します。
num_list = [41, 52, 15, 38, 22]
new_num_list = sorted(num_list)
print(num_list) # [41, 52, 15, 38, 22]
print(new_num_list) # [15, 22, 38, 41, 52]
文字列のソート
文字列のリストも同様にソートすることができます。以下にその使用例を示します。
fruits = ["Banana", "Orange", "Apple"]
fruits.sort()
print(fruits) # ['Apple', 'Banana', 'Orange']
文字列の長さでソート
また、key引数にlen関数を指定することで、リストの要素（この場合は文字列）をその長さでソートすることも可能です。
sample = ['ほたて', 'くるまえび', 'かに']
sample_s = sorted(sample, key=len)
print(sample_s) # ['かに', 'ほたて', 'くるまえび']
以上がPythonで文字列リストをソートする基本的な方法です。これらの知識を活用して、Pythonプログラミングをより効率的に行ってみてください。