Pythonは文字列操作に非常に強力な言語です。その中でも、split()
とjoin()
は特に頻繁に使用される関数です。これらの関数を使うと、文字列を簡単に分割したり、結合したりすることができます。
split()関数
split()
関数は、指定した区切り文字で文字列を分割し、分割された要素からなるリストを作成します。以下に例を示します。
str = "Taro,Jiro,Saburo,Hanako"
print(str.split(","))
実行結果は ['Taro', 'Jiro', 'Saburo', 'Hanako']
となります。
また、区切り文字を指定しなかった場合は空白、タブ、改行文字で分割されます。
str = "Taro Jiro Saburo Hanako"
print(str.split())
実行結果は ['Taro', 'Jiro', 'Saburo', 'Hanako']
となります。
join()関数
join()
関数は、リストの要素を指定した区切り文字で連結し、文字列にします。以下に例を示します。
list = ["Taro", "Jiro", "Saburo", "Hanako"]
print(":".join(list))
実行結果は Taro:Jiro:Saburo:Hanako
となります。
以上がPythonのsplit()
とjoin()
関数の基本的な使い方です。これらの関数を使うことで、文字列の分割や結合を簡単に行うことができます。