Pythonの正規表現ライブラリre
を使用して、文字列が特定のパターンで終わるかどうかを確認する方法を解説します。
文字列の末尾をマッチさせる
Pythonの正規表現では、文字列の末尾を表す特殊文字として$
が使用されます。例えば、文字列が.pdf
で終わるかどうかを確認する場合、次のような正規表現を使用します。
import re
pattern = re.compile(r'\.pdf$')
if pattern.search('filename.pdf'):
print('Matched')
else:
print('Not Matched')
このコードでは、re.compile
関数を使用して正規表現パターンをコンパイルしています。そして、search
メソッドを使用して、文字列がパターンにマッチするかどうかを確認しています。
注意点
正規表現の.
は任意の文字を表すため、リテラルの.
をマッチさせる場合は\.
とエスケープする必要があります。
また、re.match
とre.search
の違いに注意が必要です。re.match
は文字列の先頭からマッチングを開始しますが、re.search
は文字列全体を対象にマッチングを行います。
まとめ
Pythonの正規表現を使用して、文字列が特定のパターンで終わるかどうかを確認する方法を学びました。これは、ファイル名が特定の拡張子を持っているかどうかを確認する際などに便利です。ただし、正規表現は複雑になりがちなので、可能な限りシンプルに保つことが重要です。.