Pythonで数値を小数点以下2桁に丸める方法はいくつかあります。ここでは、その中でも主に使われる方法をいくつか紹介します。
round関数を使用する方法
Pythonには組み込みのround
関数があり、これを使用して数値を特定の精度まで丸めることができます。round
関数は2つの引数を取ります。1つ目の引数は丸める数値、2つ目の引数は丸める精度(小数点以下の桁数)です。
value = 1.2345
rounded = round(value, 2)
print(rounded) # 1.23
このコードでは、value
を小数点以下2桁に丸めています。
mathモジュールを使用して切り上げる方法
Pythonのmath
モジュールにはceil
関数があり、これを使用して数値を切り上げることができます。
import math
value = 1.2121
rounded = math.ceil(value * 100) / 100
print(rounded) # 1.22
このコードでは、value
を100倍してからceil
関数で切り上げ、その後100で割って元のスケールに戻しています。
mathモジュールを使用して切り捨てる方法
同様に、math
モジュールのfloor
関数を使用して数値を切り捨てることもできます。
import math
value = 1.2155
rounded = math.floor(value * 100) / 100
print(rounded) # 1.21
このコードでは、value
を100倍してからfloor
関数で切り捨て、その後100で割って元のスケールに戻しています。
以上がPythonで小数点以下2桁に丸める主な方法です。適切な方法を選んで使用してください。