Pythonでは、小数点以下2桁に丸めるために round
関数を使用します。この関数は、第一引数に数値、第二引数に小数点以下の桁数を指定します。
例えば、次のように使用します:
num = 24.89
rounded = round(num, 2)
print(rounded) # 24.89
この例では、num
を小数点以下2桁に丸めています。
また、round
関数は四捨五入を行います。つまり、丸める桁の次の数値が5以上の場合、丸める桁の数値を1増やします。それ以外の場合、丸める桁の数値はそのままで、それ以降の数値は0になります。
しかし、round
関数の結果は必ずしも期待通りにならないことがあります。例えば、round(2.675, 2)
の結果は 2.68
ではなく 2.67
になります。これは、浮動小数点数の性質によるもので、コンピュータでは 2.675
は正確に表現できないためです。
以上がPythonで小数点以下2桁に丸める基本的な方法です。これらの知識を活用して、Pythonでの数値計算をより効率的に行ってみてください。