Pythonで変数の型をチェックする方法

Python 3.10から導入された新機能、パターンマッチングを使って変数の型をチェックする方法について説明します。

Pythonでは、matchとcaseを使って変数の型をチェックすることができます。以下にその使用例を示します。

values = [1, "hello", True]
for v in values:
    match v:
        case str():
            print("It is a string!")
        case bool():
            print("It is a boolean!")
        case int():
            print("It is an integer!")
        case _:
            print(f"It is a {type(v)}!")

このコードでは、match文を使ってvの型をチェックし、それぞれの型に対応するメッセージを出力しています。case文の後には、チェックしたい型を指定します。str(), bool(), int()などの形で指定します。

また、case _:はどの型にもマッチしなかった場合に実行されるブロックです。_は任意の値にマッチする特殊な記号です。

このように、Pythonのmatchとcaseを使うことで、簡単に変数の型をチェックすることができます。ただし、注意点として、bool()はint()のサブクラスであるため、int()の前にbool()を置く必要があります。

以上がPythonで変数の型をチェックする方法についての説明です。この機能を活用して、Pythonプログラミングをより効率的に行いましょう。