Pythonでは、配列(正確にはリスト)の初期化とサイズの定義を同時に行うことができます。以下にその方法を示します。
# サイズ5の配列をNoneで初期化
lst = [None] * 5
このコードでは、[None] * 5
という式を使って、None
要素を5つ持つリストを作成しています。このリストは、まだ値が設定されていない状態(C言語でいうところの「宣言だけされた配列」)を表現しています。
また、0で初期化したい場合は以下のようにします。
# サイズ5の配列を0で初期化
lst = [0] * 5
このように、Pythonでは配列のサイズを事前に定義することが可能です。ただし、Pythonのリストは動的にサイズが変更可能なため、必ずしも事前にサイズを定義する必要はありません。
以上がPythonで固定サイズの配列を定義する基本的な方法です。これを応用することで、さまざまなデータ構造を効率的に扱うことができます。