Pythonでは、剰余(あまり)を求めるために %
演算子を使用します。剰余演算は、ある数値を別の数値で除算したときの余りを求めるもので、多くのプログラミング言語で利用されています。
基本的な使い方
剰余を求める基本的な使い方は以下の通りです。
# 剰余を求める
r = 7 % 2 # 結果は1
この例では、7を2で割ったときの余り、つまり1が求められます。
浮動小数点数の剰余
浮動小数点数に対しても剰余を求めることができます。
# 浮動小数点数の剰余
r = 7.0 % 2.5 # 結果は2.0
ただし、浮動小数点数の計算では誤差が生じることがあります。そのため、必要に応じて decimal
モジュールを使用するとより正確な計算が可能です。
商と剰余を同時に求める
divmod()
関数を使用すると、商と剰余を同時に求めることができます。
# 商と剰余を同時に求める
quotient, remainder = divmod(7, 2) # 結果は (3, 1)
この例では、7を2で割ったときの商と余り、つまり3と1が同時に求められます。
剰余の応用
剰余演算は、様々な場面で役立ちます。例えば、奇数と偶数の判別や、秒を分に変換する際などに利用することができます。
以上がPythonで剰余演算子を使う方法になります。剰余演算は、プログラミングの世界では頻繁に使われるので、ぜひ覚えておきましょう!