Pythonでインストールした全てのパッケージをアンインストールする方法について説明します。これは、Pythonの環境をクリーンな状態に戻すため、または仮想環境を使用するための準備として有用です。
方法1: pip freeze
とxargs
を使用する
以下のコマンドを使用して、全てのパッケージをアンインストールできます。
pip freeze | xargs pip uninstall -y
このコマンドは、pip freeze
でインストール済みのパッケージのリストを取得し、それらを確認なしでアンインストールします。
ただし、VCS経由でインストールしたパッケージがある場合、それらの行を除外し、パッケージを手動で削除する必要があります。
pip freeze --exclude-editable | xargs pip uninstall -y
また、github/gitlabから直接インストールしたパッケージは@
を含むため、アンインストールするために必要なパッケージ名だけを取得するために、以下のようにcut -d \"@\" -f1
を追加できます。
pip freeze | cut -d \"@\" -f1 | xargs pip uninstall -y
方法2: requirements.txt
を使用する
別の方法として、requirements.txt
を使用して全てのパッケージをアンインストールすることもできます。
まず、以下のコマンドを使用して、全てのpipパッケージをrequirements.txt
ファイルに保存します。
pip freeze > requirements.txt
次に、以下のコマンドを使用して、requirements.txt
に記載された全てのパッケージをアンインストールします。
pip uninstall -r requirements.txt -y
以上がPythonでインストールした全てのパッケージをアンインストールする方法です。これらの方法を使用することで、Python環境をクリーンな状態に戻すことができます。