Pythonはデータ分析、ウェブ開発、AIなど多岐にわたる分野で利用されている汎用性の高いプログラミング言語です。その中でも、二次元配列は画像データの解析やゲームのボードなどを表現するためによく使われます。
# 3x3の二次元配列を作成
matrix = [
[1, 2, 3],
[4, 5, 6],
[7, 8, 9]
]
このように、Pythonではリストのリストとして二次元配列を扱います。
しかし、二次元配列の全要素数を取得する場合、len
関数を使うと1次元目の塊を1つとして数えてしまいます。
list2 = [[0, 1, 2], [3, 4, 5], [6, 7, 8]]
print("list2の要素数=", len(list2)) # 出力: 3
このように、本来であれば9と表示されて欲しいところが3と表示されてしまいます。
そこで、二次元配列の全要素数を取得するためには、以下のようにすべての要素を一度展開してから要素数を数えると良いでしょう。
list2 = [[0, 1, 2], [3, 4, 5], [6, 7, 8]]
num_elements = sum(len(sublist) for sublist in list2)
print("list2の要素数=", num_elements) # 出力: 9
このように、Pythonの二次元配列を効果的に操作するためには、その特性を理解し、適切な方法を選択することが重要です。.