Pythonで二次元配列(リスト)から特定の列を抽出する方法について説明します。この方法は、データ分析や機械学習など、多次元のデータを扱う際に非常に便利です。
二次元配列の生成
まずは、二次元配列を生成する方法から見ていきましょう。以下のコードは、3×3の二次元配列を生成します。
M = []
M.append([1, 2, 3])
M.append([4, 5, 6])
M.append([7, 8, 9])
print(M)
このコードを実行すると、以下のような出力が得られます。
[[1, 2, 3], [4, 5, 6], [7, 8, 9]]
列の抽出
次に、この二次元配列から特定の列を抽出する方法を見ていきましょう。Pythonでは、リスト内包表記を使って簡単に列を抽出することができます。
# 1列目の抽出
print([row[0] for row in M])
# 2列目の抽出
print([row[1] for row in M])
# 3列目の抽出
print([row[2] for row in M])
このコードを実行すると、それぞれの列が抽出され、以下のような出力が得られます。
[1, 4, 7]
[2, 5, 8]
[3, 6, 9]
以上が、Pythonで二次元配列から特定の列を抽出する方法です。この方法を覚えておけば、Pythonでのデータ操作がよりスムーズになるでしょう。