Pythonでログクエリを扱う方法について解説します。Pythonの標準ライブラリには、アプリケーションやライブラリのための柔軟なエラーログ記録 (logging) システムを実装するための関数やクラスが定義されています。
Pythonのロギング機能
Pythonのlogging
モジュールは、アプリケーションやライブラリのための柔軟なエラーログ記録 (logging) システムを実装するための関数やクラスを定義しています。このモジュールは、多くの機能性と柔軟性を提供します。
import logging
logging.warning('Watch out!')
上記のコードは、最も単純な例で、警告レベルのログメッセージ ‘Watch out!’ を出力します。
SQLクエリのログ記録
PythonでSQLクエリをログに記録する方法もあります。以下に、SQLite3でのクエリログ記録の例を示します。
query, param = 'SELECT * FROM table WHERE id > ?', (10,)
log(query.replace('?', '%s') % param)
cursor.execute(query, param)
このコードは、クエリを実行する前にログ関数を呼び出しています。
Azure MonitorのLog Analyticsにクエリを実行
Pythonを使用してAzure MonitorのLog Analyticsにクエリを実行し、ログを取得することも可能です。
client = LogsQueryClient(credential)
query = "AppServiceConsoleLogs | where _ResourceId contains 'xxxxxxx'"
LOG_WORKSPACE_ID = "xxxx-xx-xx-xxx-x"
上記のコードは、Azure MonitorのLog Analyticsにクエリを発行し、特定のリソースIDを含むAppServiceConsoleLogs
を取得します。
以上、Pythonでログクエリを扱う方法について解説しました。Pythonのlogging
モジュールを活用すれば、アプリケーションのログ管理を効率的に行うことができます。