Pythonでは、ループ中にエラーが発生した場合でもプログラムを止めずに継続することが可能です。これはtry-except
文を使用することで実現できます。
例えば、次のようなコードがあります。
for i in range(10):
try:
if i == 8:
raise Exception()
else:
print(f"{i}件目正常")
except Exception:
print(f"{i}件目エラー")
このコードでは、i
が8のときに例外を発生させています。その例外はtry-except
文で捕捉され、エラーメッセージが出力されます。そして、ループは次のi
に移ります。その結果、エラーが発生してもループは継続されます。
しかし、continue
文を使う場合には注意が必要です。continue
文はループの中でしか使用できず、finally
節内やネストされたループ内では使用できません。これらの場合にcontinue
文を使うと、構文エラーが発生します。
以上、Pythonでループ中のエラー処理と継続について解説しました。この知識を活用して、より堅牢なPythonプログラムを作成してみてください。.