Pythonでリストへの入力を扱う方法はいくつかあります。以下に主な方法を示します。
1. 直接入力
リストは []
の中に値をカンマで区切って入力します。
lists = [1, 2, 3, 4]
2. range()関数
連続した整数のリストを素早く作成します。
lists = list(range(1, 5))
3. list()関数
文字列やタプルなどの別オブジェクトをリストに変換します。
lists = list("happy") # 1文字ずつ分解されて5つの要素のリストになる
4. リスト内包表記
forループで様々な条件で多様なリストを作成します。
lists = [i for i in range(5)] # [0, 1, 2, 3, 4]
5. 標準入力からリストへ
標準入力からリストへの入力もよく使われます。以下にその方法を示します。
5.1. 一行に複数の入力がある場合
一行に複数の入力がある場合、split()
関数を使ってそれぞれを要素にするリストにすることができます。
list_a = input().split()
また、入力が数字である場合は、map()
関数を使ってリストの各要素を整数に変換します。
list_a = list(map(int, input().split()))
5.2. 複数行に一つの入力がある場合
複数行の入力の場合は、最初に入力の行数が与えられる場合がほとんどです。
n = int(input())
list_a = [input() for i in range(n)]
また、入力が数字である場合は、int()
関数を使ってリストの各要素を整数に変換します。
n = int(input())
list_a = [int(input()) for i in range(n)]
5.3. 複数行に複数の入力がある場合
複数の入力が複数行ある場合、二次元配列で受け取るとうまくいく場合がほとんどです。
n = int(input())
list_a = [input().split() for i in range(n)]
以上がPythonでリストへの入力を扱う主な方法です。これらの方法を理解し、適切に使い分けることで、Pythonプログラミングの幅が広がります。