Pythonでは、リストの要素数を取得するために、組み込み関数のlen()
を使用することができます。len()
関数は、引数として与えられたオブジェクトの要素数を返します。
my_list = [1, 2, 3, 4, 5]
count = len(my_list)
print(count) # 出力結果: 5
上記の例では、my_list
というリストの要素数をlen()
関数でカウントし、その結果をcount
変数に代入しています。そして、count
変数の値を出力しています。
len()
関数は、リストだけでなく、文字列やタプルなどの他のシーケンス型に対しても使用することができます。
また、2次元のリストでも、len()
関数を使います。行数を知りたい場合は、len()
関数の引数に、リストを与えます。列数を知りたい場合は、列数を知りたい要素を指定したうえで、len()
関数の引数に与えます。
list_2 = [ [11, 12, 13, 14], [21, 22, 23, 24], [31, 32, 33, 34], ]
print(len(list_2)) # 3
print(len(list_2[0])) # 4
リスト内に含まれる、特定の要素の数をカウントする場合は、count()
メソッドを使用します。
list_1 = ["Apple", "Banana", "Orange", "Bana", "Banana"]
print(list_1.count("Apple")) # 1
print(list_1.count("Ban")) # 0
以上、Pythonでリストの要素数を取得する方法について解説しました。len()
関数は、非常によく使う関数なので、覚えておくようにしましょう。